説明
旅行人編集部 著
1999年9月13日改訂版発行
メコンの国への道
すでに日本からの直行便が就航している都市もあり、各国へのアクセスは楽になった。陸路国境も、すでにかなりのポイントが旅行者に開放されている。タイか らカンボジアを通ってベトナムへ、タイからラオスを経由して雲南省へ、雲南省からベトナムへ、とさまざまなルートが組めるだろう。
日本からのアクセス
日本からメコン川流域諸国へは、バンコクや香港経由、あるいは直行便を利用してアクセスすることが可能だ。
日本からの直行便は、関西国際空港からヤンゴン(週3便)、昆明(週2便)、ホーチミン市(毎日1便)が就航している。便数は少ないが、時間のない人はこれを利用するのが便利だろう。
一般的なのは、タイのバンコクを経由する方法。バンコクからは、ビエンチャン、プノンペン、ヤンゴン、昆明、ハノイ、ホーチミン市など、各国の首都クラ スの町へのフライトが毎日あり、便数も多い。バンコクでは各国のビザも取得できるので、時間があるならとりあえず日本からバンコクへ飛ぶのが便利だ。カン ボジア、ラオスへなら、タイから陸路でのアクセスも可能だ。
ただしハノイや昆明を目指す場合、バンコク経由だと時間がかかる。乗り継ぎ便にもよるが、ハノイなら香港乗り換え、昆明なら香港や広州乗り換えのほうが バンコク経由よりも目的地へ早く到着できるだろう。とりあえず香港まで飛行機で飛び、その先はバスや列車で雲南省、ベトナムを目指してもいい。
バンコクからは、アンコール遺跡群のあるシェムリアプへの直行便が毎日飛ぶようになった。タイ北部の町チェンマイも、ラオスのルアンパバーン、ヤンゴン、昆明などと空路で結ばれている。チェンライ経由で景洪に飛ぶことも可能だ。
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●●読み物としても楽しく使わせていただいてますが、実際旅で使用してもよく調べたものだと驚きです。◆H・T/24歳