旅行人ノート1 チベット[改訂版]

¥1,980 (税込) 本体価格:¥1,800

世界で唯一の全チベット文化圏完全ガイド。紹介地域約270カ所、地図240枚。チベット文化の解説やネパールのトレッキング情報も増強。

【取扱地域】

ラ サ
バルコル周辺/ポタラ周辺/ラサ周辺

ラサ周辺
ロカ/ラサの南/キチュ河上流(ラサから北東へ)/ラサから北へ/トゥールン/ヤムドク湖からラカンへ/ツェタンから東へ/ナムツォとナクチュ

ラサ~カトマンドゥ
ツァン/シガツェ周辺/サキャ/ラツェ→ダム/ラツェ→サガ/キーロン渓谷からネパールへ/チュンビ渓谷からシッキム・ブータンへ

カイラスへ(西チベット=ンガリ)
カン・リンポチェ(カイラス)へのルート/カシュガル→カイラス(新蔵公路)

コンボ&チャムド(チベット自治区東部)
ラサからハーへ/ハー→ポミ/雲南からハーへ/チャムド─ナクチュ間/四川省デルゲからチャムドへ/チャムド─ポムダ

アムド(甘粛省・青海省・四川省のチベット圏)
甘粛省/甘南チベット族自治州/甘粛省西北部/青海省/西寧周辺と海東地区/西寧→ゴルムド→ラサ/黄南チベット族自治州/海南チベット族自治州/ゴロク(果洛)チベット族自治州/玉樹チベット族自治州ジェクンド/アバ

カム東部(四川省カンゼ州+木里県)
甘孜チベット族自治州/康定周辺/康定からカンゼ・デルゲ方面へ/康定からバタン・リタンへ/雲南~リタン/四川省木里

雲南省デチェン(迪慶チベット族自治州)
雲南からチベットへ/デチェン

ラダック&ザンスカール(インドの中のチベット世界)
デリー/マナリからレーへ/スルナガルからレーへ/ラダック/ザンスカール/ラホール/スピティ/キナール/ダラムサラ

ネパールのチベット圏
ネパールへの道/カトマンドゥ/スワヤンブナート/ボダナート/ファルピン/ナマブッダ/チベット世界のトレッキング/アンナプルナ方面へのトレッキング/ローマンタン(ムスタン)/ドルポ(ドルパ)/ルンビニ

シッキム
カルカッタ/ダージリン/カリンポン/シッキム/アルナチャル・プラデシュ

ブータン
プンツォリン/西ブータン/中央ブータン/東ブータン

在庫切れ

商品コード: Ryokojin-note1-Tibet-2nd カテゴリー: , タグ:

説明

旅行人編集部 著
1996年7月1日 初版発行
1998年7月1日 改訂版発行

チベットを旅するために

チベット文化圏とは?
ふつう「チベット」と言った場合、中華人民共和国チベット自治区を指す。聖都ラサや、憧れのカイラス山もそこにある。しかし、その周辺の広い範囲が、チ ベット情緒あふれる「チベット文化圏」である(右ページ地図参照)。この頁では主に中国内チベットでの事情を主にとりあげる。他地域についての詳細は、そ れぞれの情報ページを参照していただきたい。

チベットの旅行情報は流動的で、「チベットは、自由に旅できるのか?」と聞かれても、「たぶん大丈夫」としか答えられない。「チベット自治区に入るために は中国のビザ以外に許可証が必要」というのは本当だし、「外国人個人旅行者が行ってはいけないところが多い」というのも本当だ。しかし、現地に行ってみれ ば、多少のカラクリはあるものの、なんらかの方法で個人で自由に行ける場合が多いというのもまた事実であり、実際ここ数年、多くの旅行者がそうしてチベッ トの旅を楽しんできたのだ。
とりあえずチベットは思ったより自由に旅できる所なのだという気分になったところで、チベットへの道をスタート!
チベットの都ラサをめざすには、中国四川省成都、青海省西寧、ネパールのカトマンドゥを起点にするのが一般的だ。
(1)四川省成都→ラサ(空路)
四川省成都からはラサまで毎日直行便が飛んでいる。成都の旅行代理店を通せばチケットがすぐ買える。わずか2時間でラサに着くから楽。また重慶からも週2本ある。→p.243
(2)青海省西寧→ゴルムド→ラサ(陸路)
青海省西寧から青蔵公路を、西寧→ゴルムド→ラサとバスを乗り継いで最低2泊3日のハードな鉄道とバスの旅。陸路にこだわるバックパッカーの定番。→p.220
(3)カトマンドゥ→ラサ(空路)
ネパールのカトマンドゥからはラサ行きフライトが週2便(4~11月)。ヒマラヤを越えてマウンテンフライト気分でのラサ入り(ただし個人ではビザが取れず、チケットも買えない)。→p.328
(4)カトマンドゥ→ダム→ラサ(陸路)
同じくカトマンドゥからラサまで陸路で中尼公路を走破するのもポピュラーなコース。シガツェやギャンツェなどの見どころに寄りながら5日~1週間かけて チベット高原を突っ走る。ただし、ネパール→チベット(中国)の国境は、個人の場合越えられないケースが多いので注意。→p.328
以上は合法的なルートだが、他にも次のようなコースもある。これらのコースではバスはほとんどないので、輸送トラックのヒッチが中心となる。
*四川省成都から東チベットのチャムド経由(川蔵公路北路)→p.244
*四川省成都から八一経由(川蔵公路南路)→p.244
*雲南省昆明から八一経由(蔵公路)→p.272
*カシュガルからカイラス経由→p.168
さらにカルトな(?)コースについては各地域のページでこっそり紹介する。インド・ブータン・ネパールについてもそれぞれのページ参照。

追加情報

サイズ 197 mm

書評

この本はチベットを歩くためのガイドブックの体裁をとっているが、チベットの仏教と生活を知るための基礎知識も豊富で、読み物としても充分楽しめる内容を兼ね備えている。(略)
これまでのチベット行で実際に、初版本を三度、改訂版を一度使用してみて、チベットを舞台にフィールドワークをおこなう研究者にとても有益であることを実感した。(略)
とにかくチベット文化圏は大きな広がりをもっていることを、本書を通して多くの読者に知っていただきたい。ラサやシガツェだけがチベットではないのだ。
◆川田 進(東方/99-8月号)

旅行人ノート1 チベット[改訂版] に対するレビュー2件

  1. WEB 管理

    【読者はがきによるレビューのため、管理者が投稿しています】

    ●旅行者の間で既に評価の高かった初版をさらに改訂され、より分かりやすく、情報量も増え、読んでいると心は一気にあの荒れた大地、山々、青い空へと飛んでいきます。◆M・T/33歳

  2. WEB 管理

    【読者はがきによるレビューのため、管理者が投稿しています】

    ●「手に取るときは覚悟をしろ!」と言っているような迫力の本です。(M・Y/練馬区)

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